WBS-i 概要

概要

WBS-iはWBSによるプロジェクト管理ツールです。計画・進捗管理・評価に使用できます。
プロジェクトの品質向上と負荷の軽減を目標としています。

このツールはExcelマクロ(VBA)で作成されているため、Microsoft Excelがあれば特別なソフトを準備する必要がありません。
誰でも、どこでも使えること、そう考えるとExcelが一番です。
またEXCELのもつ豊富な機能が使えますので、さらに編集する等、柔軟に対応することができます。
WBS-iは実際のプロジェクトで多く使用されています。

WBS :Work Breakdown Structure



    使い方
    WBS-iファイルをダウンロードしてください。?(MAIN(WBSi-2)と?SAMPLE(WBS例)
    MAIN(WBSi-2)のWBSIメニューから、WBSファイルを選択して実行します。

    操作は簡単です。:WBSI-2ファイル(WBS-i本体)を起動すると下記WBSIメニューが表示されます。
    WBS
     ? STEP1 「WBS検索」でWBSファイルを指定します。(例:SAMPLEのWBSファイル:WBSI-1 WBS 説明用)
     ? STEP2 「WBSチェック」を実行します。
             WBS にエラーがなければ
     ? STEP3 「WBS実行」を実行します。
             以上でWBSが展開され標準シートが作成されます。
             (ガントチャート、EVM表、担当者明細表、進捗サマリー等々)

     WBSファイル表示後は?の「AUTO」だけでOKです。
             「AUTO」は上記??を実行します。

     WBS-i には多くの機能があります。
     メニュー右上の □ をクリックするとページ(サブメニュー)が表示され、編集、統計、分析等の追加機能が準備してあります。
       プロジェクト運営には上記の標準シートで十分対応できると思われますが、さらに、多様な要求に対応できるようWBS-iには
       多くの機能が準備されています。
       これらの機能から、さらに有益な資料を得ることができますのでお試しください。

     WBSの作成は、SAMPLEのWBSファイルを参考に作成してください。
       (「WBS」シートのみあればで展開されます。)
       (「WBS」シートはSAMPLEのWBSシートを使用するか、サブメニューの[WBS支援a]「新規WBS作成」で作成してください。)


   WBSの展開
PRJ
PRJ

●WBSファイル(WBSI-1ファイル)
  「WBS」シートにWBSを作成してください。(WBSI-1フォームを使用)
   ・WBSを作成する支援機能が豊富にありますのでご利用ください。
   ・WBSからガントチャート(進捗表)、EVM表、件数表、クリティカルパス、工数山積み表等の、各種シートが生成されます。
   ・WBSファイル名は自由です。
   ・WBSファイルにはWBS-iのマクロは含まれない通常のEXCELファイルですから自由にマクロやシートを追加できます。

●WBS-iの特徴
 ◆ プロジェクトの進捗分析
   プロジェクトの進捗状況をガントチャート&稲妻線、EVM グラフ、件数 等で表示します。
   ・EVM グラフ(PV-EV-AC)に加えて完成時予想値(EAC,ETC)を表示します。
     現状での遅れ日数や、リカバリ必要追加工数が計算されます。
   ・EVMによる評価を工程管理表(4象限表示)で表示しますので、一見で評価できます。
   ・進捗状況はガントチャート上にカミナリ線で表示します(履歴表示できます。)
   ・ガントチャート上に『クリティカルパス』を可視化します。
   ・進捗状況を件数(予定、実績)でも表示します。
   ・複数のプロジェクト状況を一覧表示します。(複数WBSの一覧表示をします。)

 ◆ EVMの適用
   ・EVM(Earned Value Management)は下記2種のどちらかで表示できます。
    ?.実際のコスト(AC:Actual Cost)=実績W/L を入力してEVMを計算します。
    ?.実際のコスト(AC:Actual Cost)=実績W/L を入力できないときはAC=EVとしてEVMを計算します。
     (実コスト=W/Lの入力が難しいケースはAC=EVのほうが実用的です。)

 ◆ 豊富なプロジェクト支援機能
    WBSのトップダウン指示や日付移動・拡大・縮小、複数WBSの統合等多くのWBS作成支援機能、
    WBSの自動実績進捗率入力、タスク間の作業順序によるPDM図やクリティカルパスの作成、
    各要員の負荷状況表示、工数山積み表示・編集、複数のプロジェクトの状況表示
    また、各要員の負荷や稼働率、進捗度に応じた管理指標等の閾値によるチェック表示
    等の多くの各種プロジェクト支援機能が準備されています。
    また、CCPM:クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメントCRITICAL CHAIN PROJECT MANAGEMENを支援します。

 ◆ WBS-i はすぐご使用できます。多くは初期設定等不要です。
    初期設定のままでもご使用できますが
   ・休日等、独自の専用カレンダーを使用するときは追加登録をしてください。(複数カレンダーが登録できます。)
    (初期設定(デフォルト)のカレンダーとして"MASTER"を登録しています。休日・期間は確認して追加変更してください)
    (WBS毎に使用するカレンダーを指定できます。)
   ・その他、色表示等多くの設定が可能です必要に応じて変更してください。
     現在設定例:・レベル1タスクの最大数200、担当者の最大人数200
           (下位タスクを含めたタスク数の制限はEXCELの制限になります。数千タスクで使用されています。)

        
● 主な機能
 ▲ WBS入力・表示
   ・入力は各タスクに?予定開始日、?予定終了日、?POINT(工数)、?担当を記入後、
    ?実績開始日、?実績終了日、?実績の進捗率 を入力します。
   展開基準日を指定して実行すると各種資料が自動生成されます。
   ・WBS各タスクの仕掛状況(未着手、遅れ、進み、完了)を色別表示します。
   ・WBSの各タスクの予定進捗率を自動計算(展開基準日の予定進捗率とn週先の予定進捗率の2種類)して表示します。
    *進捗の遅れ進みは展開基準日の予定進捗率に対して実績の進捗率から判断されます。
    *実績の進捗率入力は?固定入力(例:着手は固定で30%)あるいは?自動入力(経過期間0%〜90%)が指定できます。

 ▲ 担当者
   ・WBSのタスク担当欄は組織として5グループまで登録できます。
   ・各グループに担当者を複数名登録できます。
    (タスク毎に?担当者の人数で等分按分、?担当者別に比率で按分、?担当者別に直接POINTを指定  の3種類が選択できます。) 
   ・タスクの工数は?レベル1別、?グループ別、?担当者別 に集計されます。

 ▲ カレンダー
   ・カレンダーは複数定義できます。(非稼働日を指定します。)
       例?週休(土日)+祝祭日、?週休(火水)+業務カレンダー 等
     WBS毎に使用するカレンダーを指定できます。
     カレンダーONで稼働日のみでスケジュールします。
     進捗表で土日祭日等の非稼働日を含んだ表示と、稼働日のみの表示ができます。

 ▲ POINT(工数)
   ・WBSのPOINT(工数)は通常1ポイント=1人日として使用します。(0.1ポイント単位で入力可能です。)(日処理)
     時間指定で1ポイント=1人時間としても使用できます。
     日処理では時間指定ポイントのWBSがあるとポイントを日ポイントに自動変換します。(設定例;1日=8時間は1P⇔8Pに変換)
     時間処理では日指定ポイントのWBSがあるとポイントを時間ポイント自動変換します

 ▲ WBSのトップダウン指示
   ・タスクの詳細が決まっていないとき上位タスクで期間、POINT(工数)を決めることができます。 
    (直近の計画は詳細に、後工程の計画は大まかに立てておき、プロジェクトが進行するにつれて徐々に計画を詳細化していきます。)
     上位タスクの期間、POINT(工数)を斜文字にすると下位タスクの期間、合計POINTが上位タスク値に合わせ調整されます。
     また、過不足のポイントの調整用DUMMY TASKが生成されますので、これを参考にタスクをブレークダウン(詳細化)していきます。
     *各レベルでの上位タスクで期間、POINT(工数)をトップダウン使用できます。
     *確定したら斜め文字を通常文字にすると通常のボトムアップ計算になります

 ▲ WBSのVIEW
   ・現在のWBSから、必要なタスク項目のみにして展開します。(不必要な部分をコメントにします)
     名前付VIEWエントリーを複数作成し入れ替えて使用します。
      例:あるグループのみのWBSにする。一つのWBSを前半、後半、期間別、全体に分け展開評価する
     *自動作成のVIEWエントリー
     ?現行、?レベル1別、?グループ別、?タスク優先順位 等 は「Viewエントリー作成」ボタンで自動作成てきます。

 ▲ 再スケジューリング
   ・遅れのあるタスクを再スケジュールします。(遅れタスクの進捗率は100%(遅れなし)の状態になります。)
     作業中タスクの遅れ → 本日までの分と本日以降に分割します。(POINTは終了分と未終了分に分割します。)
     作業開始していない遅れ → 本日以降に再スケジュールします。
     これを参考に再調整してください。
     また、「各担当の予定表(担当表)からWBSを作成する機能」でも再スケジュールできます。

 ▲ 後続タスクの再スケジューリング
   ・先行タスクを指定しているタスクの先行、後続および後続全てのタスクを表示・確認できます。
   ・また終了予定日を変更したタスクの後続タスクを全て自動再スケジュールできます。
    (全ての後続タスクの開始・終了日をを変更日数分だけ移動します。)

 ▲ 各担当別の予定表(担当表)から再スケジュール
   ・担当者の予定に合わせてスケジュールします。
    (予定表の各担当欄に”休日”、”出張”、”1”、”0.4”等 入力すると数字入力を作業可能POINTとして担当者のタスクを自動スケジュールします。
     担当者の予定変更時の再スケジュールが簡単です。

 ▲ WBSのCopy機能 
   ・WBS内で別WBSのCOPY ができます。WBSの分担(部品化)やWBSの統合ができます。
     (COPY内COPYも可能です。)
     また、PGM進捗表(WBSI-5)もCOPYしてWBS化できます。PGM開発を別管理する場合でもWBSとして全体管理できます。

 ▲ 複数WBSの統合 
   ・一覧表から複数のWBSを選択すると、一つのWBSに統合され全体の進捗状況の把握ができます。

 ▲ 複数WBS(プロジェクト)の一覧表示 
   ・一覧表から複数のWBSを選択すると、各WBS(プロジェクト)が一覧表示されそれぞれの進捗状況の把握ができます。


 ▲ WBS作成支援
   豊富なWBS作成支援機能があります。

  < 作成支援1 >
     ◇新規ワークWBS作成(*1)
     ◇日付のカレンダー入力(*2)
     ◇「タスク表示・作成」画面によるタスク内容の操作(*3)
     タスク番号の自動設定
     稼働日数から開始日、あるいは終了日付のセット
     作業項目の修正(前後余白削除、項目移動等)
     タスク優先順位(PRIORITY)指定によるタスク順の並びかえ
     タスクの修正(空白・コメント行削除、各項目行の削除等))
     タスク日付の移動・拡大縮小
     工数整数化(あるいは0.5単位化)
     先行タスク指定のチェック
     タスク階層のグループ化表示
     その他
     (*1)新規にワークWBSを作成します。
        これを使用するか既存のWBSファイルを変更して使用してください。
     (*2)日付入力はカレンダー入力できます。
        日付のセルをダブルクリックしても日付入力カレンダーを表示します。
        WBSの日付、タスク表示作成画面日付、WBSI-2の入力日付
     (*3)「タスク表示・作成」画面
        選択したタスクの内容を表示し・更新・追加・削除ができます。
        先行・後続・全後続タスクの表示とまた終了予定日を変更したタスクの後続タスクを変更日数分全て再スケジューできます。
        人数=POINT/期間で自動計算表示しています。
          この場で、人数を変更すると期間が、期間を変更すると人数がを変更され平準化の試行ができます。
        PERT3点見積りでの入力もできます。

  < 作成支援2 >
     1.タスクの開始・終了日付はスケジュール表(入力表(進捗表))から直観的な入力ができます。
        入力表(進捗表)で該当タスクの予定日に"S"(開始),"E"(終了)を入力することでWBSに開始・終了日付をセットします。

     2.山積み・平準化
        工数(POINT)を山積み表示します。
        山積み表を直接編集して平準化等を行いWBSに反映します。
        条件を指定して(例:人数制限・期間制限)フローできます。
        その他、タスクの期間・工数変更、山積み表示対象期間の指定、タスクを指定しての再フロー等ができます。
          担当者別に集計した山積み表を表示します。
         (現在、1タスク1担当者制限ですが、担当者別WBS生成機能で作成したWBSから、担当者別山積みの詳細版が表示できます。)

     3.各担当の予定表(担当表)からWBSを作成します。
        →要員(担当者)のスケジュール表に可能POINTを記入すると(休暇,半日=0.5, 0.2や0.8等可能POINTを記入)、
         スケジュールに合わせたWBSが作成できます。
         (担当者の日単位の可能POINTに従い算出しますので過負荷や過少負荷が発生しません。)
        →WBSの予定変更の対応が容易です。担当者の予定スケジュールを変更して再スケジュールします。
         (開始日を入れると終了日を算出します)

  < 作成支援3 >
     WBSレベル1の期間・工数の割合表示をします。
        割合の変更ができます。(WBSのPOINT、期間が自動変更されます。)
        →割合の評価と変更ができます。
          (要件定義、外部設計・・等の割合評価)
        WBSレベル1の簡易山積み表示ができます。
        →簡易必要人数を表示します。    


 ( 主なWBSI 生成資料 )
 ▲ EVM表
   ・PV-EV-AC表
   ・各種指標(SV-CV表,SPI-CPI表)
   ・4象限表(?CV−SVコストスケジュール差異表、?CPI-SPIスケジュール効率コスト効率表)

 ▲ 進捗表(ガントチャート) 
   ・進捗表にガントチャート(バーチャート)を自動作成 (月、週、日、時分の4種類)します。
   ・進捗表にカミナリ線で進捗状況を表示(履歴表示も可能)します。
   ・進捗表の多様な表示をします。
     レベル指定表示、予定のみ、予実1行、面積表示、先行タスク関係表示
     クリティカルパス線表示、稼働日のみ表示、マイルストーン表示、等

 ▲ 明細表(POINT)(=工数)
   ・明細表にレベル1別、グループ別、担当者別の予定・実績の工数集計をします。

 ▲ 明細表(件数)
   ・明細表にレベル1別、グループ別、担当者別の最下位タスク(Sレベル)の件数集計をします。

 ▲ ID件数表
   ・WBSの最下位タスク(Sレベル)にID(A〜Z)を指定するとID別に件数集計をします。
    (例:画面、帳票、DB等の種類別に件数集計を行う。)
   ・インシデント管理・問題管理等に使用できます。
    (パレート図、傾向線を表示します。)

 ▲ P管表
   ・進捗の状況のまとめが表示されます。報告としても利用できるよう記入エリアを設けてあります。
     各タスクの状況(表示レベル選択可)、EVM(PV−EV−AV表)
     全体の遅れ進み、EVM値、件数集計表 等を自動表示できます。

 ▲ クリティカルパス・ネットワーク図(PDM図)
   ・先行タスクを指定するとクリティカルパスを求め表示します。参考としてPDM図を表示します。
   ・また進捗表(ガントチャート)に準じた展開PDM図を作成し予定・仕掛中・完了の実績表示をおこないます。
   ・PDM図から先行タスクを変更し、その場で再展開してPDM図を確認できます。(その場でWBSに反映できます。)
   ・実績を反映した後の新クリティカルパスを表示できます。(その場でWBSに反映できます。)

 ▲ マイルストーン表示
   ・進捗表にマイルストーン表示をおこないます。
     ?マイルストンテーブルに表示日・表示項目を記入しておく、?WBSから自動表示する ?進捗表から直接入力 ができます 

 ▲ レベル1別明細表
   ・標準の全体を対象にした明細に加え、さらに詳細なレベル1別に明細を表示できます。

 ▲ 週次明細+月次明細表、 日単位明細
   ・標準の週次明細に加え、月途中でも集計管理用として、その時点での月次明細を(月末締め)を(全体,レベル1単位,担当者別)表示します。
   ・日単位の明細表も表示できます。

 ▲ 担当者別EVMシート表 と 予定(実績)稼働率を表示
   ・担当者別の進捗状況を新シートに表示します。
   ・担当者別EVMに加え、週単位の予定(実績)稼働率を表示します。

 ▲ 山積み表
   ・Level1別簡易山積み表を表示します。
    (全体のワークロードの山積み状況を把握できます。)
   ・タスク別山積み表を表示します。
    (山積み表を直接変更して平準化等を行い、WBSに反映できます。)

 ▲シミュレーション機能(過去)
   ・過去を週単位にシミュレーションして履歴表示をします。

 ▲過去再現機能
   ・過去のWBSシートのみ残っていれば順次再現し履歴表示をします。

 ▲基準WBSとの比較
   ・ベースラインWBS(基準WBS)と現在WBSを比較表示します。
     変更LISTを作成し現在の進捗表への変更表示ができます。
     (基準WBSは複数指定可能で履歴表示できます。)




 ▲ WBS再編成機能
   < 担当者別WBS再編成 >
   ・担当者一覧表から担当者を選択すると、担当者別WBSに再編成したWBSを生成し実行します。
     担当者名がレベル1になります。
     *担当者単位でWBS(タスク、進捗表他)が表示されるので予定、負荷、重複度、等が判断できます。
   < 作成物別WBS再編成 >
   ・作成物(成果物)別WBSに再編成したWBSを生成し実行します。
     作成物名がレベル1になります。
     *作成物単位での(複数タスクにまたがっていても)予定、担当者、等が容易に理解できます。
  ▲一括展開
   ・一覧表から複数のWBSを選択し、まとめて一度に展開します。
 ▲ 複数プロジェクト(複数WBS)の一覧表示
   ・複数WBSの一覧表から選択して状況を一覧表示します。

 ●金額モード(単価)と効率モード
   ・WBS-iは通常の[標準モード]、の他に[金額モード(単価)]、[効率モード]の3種類があります。
    (WBSIメニューの[$]をクリックしてください。)
    「標準単価」シートに
    (1)担当の単価を指定 (単価 を記入 例:\60,000=1point=1人日 )
    (2)担当の効率を指定 (効率 を記入 例:初心者 0.7 、熟練者 1.5 )
    それぞれ[金額モード]、[効率モード]で展開すると明細やEVMのPOINTはそれぞれ、金額、あるいは効率に変換した値で表示されます。
    (別ファイル名で保存されます。「WBS」シートの変更はありません。)(自動パスワードがセットできます)

 ●WBSファイルへのパスワード操作
   WBS-iはUserID(使用者)毎に固有の専用パスワードを持っていいます。
   WBSファイルに下記の読み取りパスワードがセットできます。
   ?UID専用パスワード :WBS-i本体のUserID(UID)固有の専用パスワードです。(例:個人専用のWBSファイルにする)
   ?共通パスワード   :グループで共通パスワードとして利用できます。     (例:グループ専用のWBSファイルにする)
   ?新パスワード、   :パスワードを自由にセットできます。            (例:特定のWBSファイルにする)
   ?パスワードなし   :パスワードなし
   また、WBSファイルの展開保存時に無条件に上記パスワードの何れかにする設定ができます。
     (例:使用するWBSファイルは、全てをUID専用パスワードにして個人専用にする等)
   注意:・WBS-i本体からWBSファイルの読み込み時、上記?は無条件に??はWBS-iに指定があればパスワード入力が不要になりますので
       操作はパスワードを意識せずにできます。
   参考:・WBSファイル一覧表示でパスワードの有無を確認できます。
      ・WBSファイルのシート単位でのパスワード指定もできます。

 ●CCPM:クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント( CRITICAL CHAIN PROJECT MANAGEMEN )を支援します。
   ・CCPMでは、タスクごとにバッファをとるのではなく、全タスクの後ろでまとめて余裕日としてプロジェクトバッファ(PBUFFER)をとりバッファの安全余裕管理を行います。
   ・[CPM計画作成] :プロジェクト・ネットワーク(計画)を作成支援します。
   ・[CCPM管理]   :日数管理(バッファ:安全余裕管理)を行います。

 ●操作
   ■WBS-iメニュー
   ・WBSIメニュー(POPUPメニュー)により,画面を広く,簡単に直接的に行えます。
     *通常の操作はこのメニューからできます。
   ■表示している多くの項目は直接ダブルクリックすることで、その項目に関連した操作ができます。
       1.WBSシート(タスク表示、日付、先行処理)
       2.進捗表シート(タスク表示)
       3.明細POINTシート(WBSの該当担当者の色つけ)
       4.PERTシート(タスク表示、PDM図で直接、先行処理を指定しPDM再作成)
       5.その他
   (ダブルクリックは設定で"F1(ファンクション1キー)等に変更できます)

 ●運用
   ■WBSファイル名に展開日を付加できます。
   ・展開後、保存時にWBSファイル名に展開日or実行日を自動付加できます。
     *展開日名で複数WBSの管理が容易になります。
   ■マイルストン、カレンダー、設定のプロジェクト内統一
   ・マイルストン、カレンダーの編集ができます。またファイル化による入出力ができますので共通化ができます。
   ・設定もファイル化による入出力で共通化ができます。
   ■WBSファイルのパスワード操作
   ・専用パスワードや共通パスワードを指定できます。
   (準備中、個人的、特別なWBSファイルを取り扱いたい時等)
   ■その他
   ・プログラム進捗管理表(WBSI-5)でプログラム開発に特化した管理ができます。
   ・ITb進捗管理表(WBSI-6)で結合テストに特化した管理ができます。(今回適用外です)
   ・WBS(WBSI-1),プログラム進捗管理表(WBSI-5)、ITb進捗管理表(WBSI-6)をWBSとして取り込み展開して
    全体管理ができます。

 その他の使用例:
   ■ToDo管理
   ・簡易WBS(WBSに#TODOと記入)でToDo管理します。
    WBSシートは必要な項目のみ表示され、WBSシート+進捗表の簡易展開をします。
   ■インシデント管理(障害管理等)
   ・簡易WBSで障害管理します。
    WBSシートは必要な項目のみ表示されます。
   ・[ID件数]でパレート図、傾向線を表示します。
                     

 ●その他にも多くの機能があります。説明書をご覧ください。



**主なWBSファイル生成**
    
WBSファイル(担当者別)担当者別(レベル1)に再編成したWBSを生成し展開します。
WBSファイル(成果別)成果物別(レベル1)に再編成したWBSを生成し展開します。
WBSファイル(統合)複数のWBSを統合展開し、全体の進捗状況を表示します。
ファイル(一覧表示)複数のWBSの進捗状況を一覧表示します。
WBSファイル(TODO)簡易WBSでTODO管理します。 (WBSシート+進捗表です)
 
PDM :precedence diagramming method(プレシデンスダイアグラム法)
PERT:Program Evaluation and Review Technique(パート /三点見積もり)


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